2019年になった
なんと2年ぶり.
PCを立ち上げる機会がめっきり減ってしまったのも一つの原因だということにしたい.
今の時代スマホがあれば何でもできてしまう.ミレニアル世代はむしろPCを使えないとかなんとか.
2017年の目標を見ていると胸が痛い.猫背が治ったくらいじゃないか…
2019年も一応目標を掲げる.
- 仕事について
2018年は今のままではいけないという思いを改めて強くする1年だった.
ブログのサブタイトルにも書いてあるが,働くために生きたくはない.
でも働きたくないわけではない.適当なことをして適当なお金をもらっていたいわけではない.
そう思うことが強くなった.僕ははっきり言って反知性主義が嫌いだ.新しいことを知りたい,理性的でありたい,何より知性的でありたい.今の環境はきっとそうじゃない.
そして,ボラティリティの重要性を感じている.
安定しているのは確かにいいことだ.下に落ちることはない.でも,上に上がることもない.
昨今,低所得者も高所得者になるチャンスがある社会を求めるという声をメディアで見かけるが,つまりそれはボラティリティの高い非常に危険な世界であってほしいということだ.
誰も下に行かず,みんなが上に行けるそんな都合のいい話はない.それはただのユートピアだ.
リスクを冒す覚悟があるのか?それを問うことが必要だと思う.
僕も自分に問うた.やるなら今しかない.やって損はしない.
既存の人間関係を破壊することへの恐怖心は大きい.でも踏み越えていかなければならない.機会を逃してはいけない.まだ僕の人生には分岐点があるはずだ.
分岐点のない一本のレールなんてつまらない.そんなの,墓場に向かって進んでるだけじゃないか.
- 旅行
今年はロシアに行く.行きたい.マイレージがやっとたまった.後は機会を逃さないだけ.
2017年にやりたいこと
今週のお題「2017年にやりたいこと」
2017年になった.新春.年頭の訓示ということでやりたいことを挙げてみよう.
ほぼ備忘録に近い.
2017年はずばり『奇を衒う』
以下列挙.
・行動
意識高い系みたいなのを最初にもってきてしまった.
マンネリ化してきている人生.私はアラサー.自分で何とかしなければ人生変わらない.
正直,現状いろいろ鑑みても会社は変われないけれど…
・さよなら猫背
猫背を治したい.
・ウラジオストク or 中国に行く
毎年ベッタベタなヨーロッパの観光地に行く僕.英語しかわからないからなんだけれども.そろそろ変なところに行きたい.
しかし,今年は仕事の都合で本当に海外に行ける見込みが低い.
ウラジオストクか中国(成都とかいいよね!)に行きたい.手間だけど.ヨーロッパ方面に行くのはたぶん無理だ…
・語学力を何とかする
会社で突如課されたTOEIC受験.最低でも取らなければならないラインが低すぎて本当にびっくりしたが,そんなのは無視して勉強は一応するにして800くらいはせめて取りたい.何よりヒアリング能力が絶望的な気が.
あと,フランス語も読めるようになりたい.完全に趣味で.
・写真の整理
秋にウィーンに行ったのに全然写真を整理していない.
まだこの1枚だけ.
・月1くらい更新する
別にブログを更新することに情熱は燃やしていないが,まあルーティン的な感じで.
年は暮れる
気が付けば年の瀬と言われる時期に到達しつつある.
クリスマスはおろか年末年始に対する意識すら希薄になりつつある自分を憂うばかり.
2016年は,これと言って変化がなかったのかもしれない.会社の都合で国家資格を取り,取ったらすぐ異動した…程度.とはいえ12月半ばに異動したから猶更実感がない.
プライベートでは旅行でオーストリアに行った程度.オーストリアは素晴らしかった*1.
深夜に街歩きをしていて寒すぎて露店で注文したホットワインがとても美味しかったのがハイライト.高いものが人生において大事な食事になるわけでは必ずしもない.状況が大事なのだ.
今の職場はほとんど有給を使えないらしいので,国内旅行とあわよくばウラジオストクに行きたい.変化球をどれだけ投げるかが人生を面白くするのではないかと日本酒バーで悟ったから…というのもある.面白きことはよきことなり!
元来他人と同じは嫌だ,Going my way!をポリシーにしていたつもりだったけれど,守りに走りすぎていたのではないかと自省.
2017年は積極的に奇を衒っていきたい.
*1:記録に残しておきたいが残せていない
急遽PCを買い替えた ~Windows Surface Pro 4~
近頃仕事が追い込まれつつある上に*1,来月から会社の研修施設にパソコンを持ち込んで作業する必要があった.
日頃自宅ではデスクトップPCでネットをしており,ノートPCは7年ほど前に購入した物を実家でPCを弄りたい時に使う程度だった.
大学院時代はMacbook airも持っていたけれど画面がぶっ壊れてまな板になってしまって捨てた淡い思い出が…
そんな経緯で実家から持ってきたPCの電源を入れてみたら
おいマジか!立ち上がらないやんか!
勘弁してくれ…これはホンマに仕事できない…でも浪費しすぎでポンポン買えるようなものでもない…
苦虫を噛み潰したような顔をしながら僕はヨドバシカメラ京都に向かった.
とりあえず要求スペックとしてこれくらいで考えていった.
- ある程度の動作性能,ストレスフリーな生活を希求する
- Windows Officeが入っている
- 15.6型とか持ち運びに不便なのは勘弁願いたい 13型くらい?
- 10万は切りたい,The cheaper the better!
ノートPCなんてものは得てしてメモリとCPU性能に値段が比例し,安価なP商品には安価な理由が存在するもので…
店員さんと話した結果,やはり安価なノートPCに積んでいるCeleronやAtomは通常のデスクワークですらストレスを感じるレベルらしい.後はメモリは2Gでは厳しいとのこと.まあセールストークもあるんだろうが.
ならやはりCore i3あたりで10万くらい!というので候補にあがったのが
- ASUSのPC(商品名不明 10万切るくらい)
- Windows Surface Pro 4(12万くらい)
思いっきり足が飛び出てるんですが…と思いつつ検討.
5~6万のPCをその場しのぎで買って後々無駄にするのはむしろ勿体無いし,しょうがない.小泉純一郎元首相の言う所の「今の痛みに耐えて、明日を良くしようとする米百俵の精神」を実行しよう.
安さではこちらが優勢.重さも問題なし.
ASUSのPCはHDD(500G)だったは全然構わないんだけれど,兎に角液晶が綺麗じゃない…カメラ弄ったりする上にiPhoneのRetinaディスプレイに慣れてしまったせいで違和感があった.液晶の綺麗さは相当気になった.
動作性能と価格を共存させるためには液晶を犠牲にするしかなかったんだろう.これはASUSは決して悪くない.と思う.
どんなものでもそうだけど,取捨選択は何事にも必須.
一方Surface Pro 4 は液晶は綺麗だしSSD(128G)だし動作性能としてはこちらのほうが上と判断.そして軽い!
あと,キャンペーンで純正キーボド(別売 16400円もするらしい!)が無料になっていた.これがプレゼントじゃなきゃ流石に液晶の件は堪えてASUSにしていたところだった…
欠点としてはヨドバシカメラのポイント還元率が僅か1%という事.値段差が更に広がる計算になる.やっぱり高いっちゃ高い.
--------------------------
悩みに悩み,正直デスクトップPCが壊れるリスクを見据え,Surface Pro 4に決定.お願いしてチョットだけ値引きしてもらった.ありがとうございました.
というわけで購入した Surface Pro 4.
キーボードは2種類(色なら計5種類)があり,Signatureと普通のがある.値段差は約5000円.
Surface Pro 4 Signature タイプ カバー。
Surface タイプ カバー - 仕事をこなすノート PC
Signatureという方はAlcantara®という素材が使われていて,すごく触り心地がいい.普通のカバーは多分夏場に汗をかくとベタつきそうだったので,高い方を選択.キャンペーンで3000円くらいの+で収まった.
さようなら12万円.また来世で会おう.
いざ買って帰り開封の儀.
開封し,Firefoxインストール中.
動作に違和感はなし,軽い,カッコイイ!
ただ解像度が高すぎてJavaで動くソフトとかの文字が小さかったりするのは難点.
いいんじゃないでしょうか.
10万円前後のノートPCとしてはとても優秀だと思う.チョット足が出ても購入すべき商品だと思う.
*1:自業自得
プレゼントしたい本
今週のお題「プレゼントしたい本」
久しぶりに開いて今週のお題を押せばこの話題だったから書いてみようと思う.
プレゼントしたい本…他人にプレゼントをすることなんて早々ないし,プレゼントに値する本は必ずしも面白い,読書する価値のある本とは異なるモノになると思う.
なので列挙するのは「プレゼントしたい本」というよりも「オススメしたい本」に近い.
神は死んだ(ロン カーリー ジュニア)
スーダンで「神」がジャンジャウィードに殺された後の世界を描いた短編集.
神が死んだことが報道され,人々は苦しみ,新しい信仰を始め,それでも世界は回る.世界は大きく変わってしまったようで,実は何も変わらない.
世界はちょっとやそっとじゃ変化しないのかもしれない.僕はクリスチャンじゃないからキリスト教的世界観はあまり持ち合わせていないが,面白く読めた.各編の冒頭に引用された聖書の引用が秀逸.
最近読んだ中で最も面白かった作品.
夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
- 購入: 84人 クリック: 1,493回
- この商品を含むブログ (714件) を見る
今度はlightな感じで.森見登美彦の作品.僕は大学6年間を京都市左京区で過ごしたから,作品に出てくる殆どの場所の情景を思い浮かぶことができた.そのせいですごく思い入れのある小説.
僕も黒髪の乙女を求め自転車で京都を彷徨った.残念ながら僕に振り向いてくれる黒髪の乙女は見つからなかった.
森見登美彦のテンポがすごく好き.京都に関係なくても京都がいいところだと確実に思える作品ではないだろうか?
勿論その他の森見登美彦作品も大好きなので,読んでみて欲しい.
ペスト(カミュ)
カミュは僕が最も好きな作家の一人.
特にペストが好き.
ペストが流行し,外部との交流が遮断されてしまったアルジェリアの街で閉じ込められた人々が藻掻き生きていく姿を淡々と描いている.カミュらしい「不条理」をテーマにした作品だ.
その中に登場するアルジェリアに滞在していたがペストの流行で街から正規ルートでは出られなくなってしまった新聞記者のランベールの台詞に
「自分一人だけ幸福になるということは恥ずべきことかもしれません.」
というものがある.僕はとても利己的な人間だが*1,この台詞を肝に銘じるようにしている.自分の中の座右の銘といってもいいのかもしれない.
何はともあれ,カミュの作品は読むと自分の主義思想について何かしら考えるきっかけになる.
とりあえず3つにしておいた.
*1:恐らくそうだし,自分ではそう思っている
長野県 大糸線
大糸線に乗りたいなとかねてから思っていたので,5月に乗ってきた.
特急サンダーバードで金沢まで,北陸新幹線で糸魚川まで,糸魚川から大糸線で長野まで.
びっくりするくらい大糸線の車窓は美しい.一度乗ってみて損はない路線だと思う.
キハ120系.
新潟といえば(?)風味爽快ニシテ.サッポロビール製品は美味い.ローカル線で飲むビールは美味い.普遍にして不変の真理.
JR西日本とJR東日本の境界駅,南小谷駅にて.川が想像を絶するくらい青い.綺麗.美しいという言葉以外出てこない.
ここからはJR東日本車両にて.
鱒寿司とビール.長野らしくよなよなエールが売られていた.
長野の車窓から.本当に美しい.見とれてしまった.
そして松本方面へ.
途中下車して寄った穂高神社の里宮.本当は上高地まで行って奥宮を参拝したかったんだけど,叶わず.交通安全を祈願.
そして松本城.今まで日本の城郭に対してどうとか思ったことなかったけれども,松本城はカッコイイと思った.黒っぽいから?どこか男性的な城郭.
翌日は諏訪大社へ.諏訪大社は大学1?2年目の頃以来.あの頃は3月くらいだった.
ハーフNDフィルター必要だな…空の色が完全に飛んでる^^;
帰りは篠ノ井線で長野まで.
篠ノ井線といえば名物の姥捨のスイッチバック!ワンマン列車で運転士が自分で後方確認をしながら後退していたように見えた.
長野から北陸新幹線で.新幹線は暗所で周りの景色を反射しているのが一番かっこいい.
次は小梅線に乗りたいな.