年度が変わったらしい
今週のお題
今週のお題「卒業」
卒業.今まさにお酒を飲みながら一人思いを馳せていた出来事だ.
僕が大学院を卒業したのは約2年前.
大学は院があったからなかったようなもの*1.
高校は8年前.中学はリアルエスカレーターだったから終業式くらいのノリ.
小学校は興味なし.
僕の中で印象に残っている卒業式は幼稚園,高校,大学だ.
幼稚園は何故覚えてるのかわからないけども.ただ,好きな子がいたなーくらい.すごく好きだった.高校まで好きだったもの.
卒業とは人生の次のステージへのステップなんだと思う.並べて希望に満ちている.次のステージは希望に満ちているべきである.希望があるから人は生きていける.僕はそう思う.
人生の「次のステージ」ってどのくらいあるんだろう?小学校中学校高校大学就職…では次は?
僕は今その壁にぶち当たっている.就職して,今後人生のターニングポイントはいつ訪れるのか.
きっと結婚しなければ訪れないターニングポイント.
変化のなさすぎる人生に面白さなんてないだろう.希望のない人生を送る意味なんてきっと無い.
何故人は生き続けるのだろうか?何故死ぬのが怖いのだろうか?
*1:実際に卒業式不参加,面倒だったから
パリ行ったことあるの-6
放置されていたフランス旅行記.
6回目はエペルネー.
ドンペリで有名なモエ・シャンドンが作られるまさにシャンパンの街.フランスでは平均所得の最も高い街だとかなんとかかんとか.
ランスから電車で30分程度.朝一で移動…したけどこの日は日曜日だった.いろんな場所が閉まっていて満喫しきれなかったというのが第一印象.
予想以上に色々なところが閉まっていたけどとりあえず街中を散歩.マルシェが開かれていた.
美味しそうな食材ばかり.こんな素敵な街に住んで料理をして美味しいものを食べていたらさぞ幸せなんだろうなー.人生かくあるべきという姿を見せられた.
そして何よりヨーロッパ!って感じの一戸建てに綺麗な庭のある民家がたくさん.スバラシイ.高級住宅街なのかしらん?
そしてぶどう畑にも足を伸ばしてみたり.晴れていたらさぞかし美しかっただろうに残念ながら空を覆うのは分厚い雲.僕の今後の人生を暗示するかのよう.
そしてシャンパンカーブを求めてモエ・シャンドンとかがある通りへ.流石に日曜日だから閉まっているところばかりだった.
そこでふらついてて見つけた小規模なシャンパンを作るハウスへ.前を歩くロシア人が入ったから釣られて入った.
champagne-paul-etienne-saintgermain.com
綺麗な邸宅で,小規模生産をしている感じだった.すごくこだわってシャンパンを作っているんだろうなーというのが伝わる感じ.
日本では売っていない銘柄の模様.すごく美味しかったし,何かの賞ももらってモエ・シャンドンよりすごいんだよとマダムに教えてもらった.
エペルネーに行くことがあればぜひ行ってみて欲しい.
お昼は如何にも地元民しかいなさそうなbrasserieでフォアグラを食べた.ついでにシャンパンも頂いた.フォアグラは美味.真理である.
その後は折角エペルネーに来たんだからシャンパンカーブ見学したい!ということで歩き回った結果,merierというメーカーにたどり着いた.日本では聞き慣れない銘柄だけれども,フランスではとても有名なそうだ.
とても大きな樽があった.万博で展示されたやつだとかなんとか.
中は簡易な鉄道があって,それに乗って回る感じ.ストレスフリー.かなり観光名所として発達しているのかもしれない.日本語の音声ガイドもあったしなかなか便利だった.日本人向けかも?
また,案内をされていたフランス人が日本文化が好きらしく,かなり日本語が堪能で一人でフラフラしてた僕に話しかけてくださった.すごく紳士だった.またお会いしたいものだ.
夜はランスに戻ってフラフラ歩いておみやげを買って晩ごはんはスーパーで買った生ハムとポテチとビール… ヨーロッパのポテチ美味しいんだよね.後は生ハムが尋常じゃなく安い.ビールもしかり.旅先でのこういうジャンクフードもいい.
僕の明日はどっちだ
随分と放置してしまった.GWのフランス旅行のすら途中だ.まあそれは置いといて.後日なんとかするとして.
昨今はずっと会社の研修だった.研修は楽しかった.学校みたい.
中学から高校まで完全な男子校,大学もほとんど男ばっかり部活も男ばっかり,会社も男が8割以上という完全に女性との関係が希薄な人生を送ってきた僕にとっては女性が1/3ほど居る環境というだけでとても新鮮だった.
ああ,共学ってこういう感じなんだろうなあ…と感じる事ができた3ヶ月半だった.楽しかったとは思う.自分が馴染めていたかはわからない.こういう人生を送れていたら楽しかったのかなー,僕はリア充という人間になっていたのかなーと思ってしまう日々だった.隣の芝は青い.
仮に僕が地元の中学に進学して,高校受験をしていたら果たして今の自分があったのか,きっとなかったのであろう.親の言いなりではあったものの中学受験をして所謂進学校というところに行かせてもらったが故に今の学歴があって今の仕事をしている僕がいる.
じゃあ(少なくとも今の)僕は幸せなのか.
それなりに努力をしたのかはわからないけれど,そこそこの大学に行って所謂総合職と言われる部類で入社をして自分は何を目指しているのか.何のために周囲との競争に打ち勝ち昇進をしていくのか.
少なくとも今の僕にはそんなに頑張る意味があるのかと思ってしまうところがある.一人で生きていくためになら正直一般職の給料でも困らない(ような気がする).故にそういう人生もありだったのではないかと思ってしまう.
それを阻み続けた唯一の存在は自分のプライドのみ.無駄だよなあ.
最近ふと思い出すのはアニメ氷菓の里志の台詞.
「自分自信がある時は期待なんて言葉を出しちゃいけない.期待っていうのは諦めから出る言葉なんだよ.」
今週のお題「海外旅行」②
今週のお題「海外旅行」
前回の続き.
スペイン(大学M2)
卒業旅行行きてー サグラダ・ファミリア見てー お、航空券安い!買お!
ってノリで購入した.安直だ.
アルハンブラ宮殿を見たかった.あと,料理が無料で出てくるバル(K-Ito)がテレビで紹介されててすげー行きたかった.
そんなに大きな街じゃなくて何もないっちゃない街なんだけど,すごく良かった.スペインでは一番楽しかったなー.
アルハンブラ宮殿も立派だった.イスラム圏なんてなかなか行くことないからいいね.友達といたってのも楽しかった理由かもしれない.
写真のタパが0円.スゴイ.クレイジー.
あそこはこの世のユートピアだ.
夜行列車で移動したかったのと,サグラダ・ファミリアがあったのと.
サグラダ・ファミリアを始めとして荘厳なんだけど,どうしても非常に近代的で…でも立派だ.ステンドグラスの光が美しい.
何よりスペインの青い空は美しい.ビバ南欧.
市場で飲み過ぎた.アホ.プラド美術館は素晴らしかった.王宮も.でも写真はない…あと,ギネスブックに載ってる世界一古いレストランに行った.雰囲気もあって,豚の丸焼きが美味しくて,いいお店.だったけど,飲み過ぎの状態で豚の丸焼きは自殺行為だった.
日本人と出会って話した.旅行での出会いはそれっきりの関係だけどそれはそれでよい.よいのだ.
アトーチャ駅も素晴らしかったなあ.当時のショボい装備じゃうまく撮れなかったけど.
フランス(社会人2年目)
まだフランスシリーズは書いてる途中だけど,今年のゴールデンウィークに行ったパリ.抜粋.
行ったきっかけは個人的に好きな作家である佐藤賢一の小説フランス革命を一気に全部読んで感化されたから.
- パリ
3~4日居た.2回目のパリ.シャンデリゼ通は美しい.
オルセー美術館・オランジェリー美術館は最高だった.
カフェ・プロコップ行きたかったけど,一人だから行けなかった.
メーデーにも出くわした.トリコロールはなんであんなにおしゃれなんだ!ズルイぞフランス人.
- リール
フランドル地方に行きたくて.フランドル地方だなーという街並み.劣化版ブリュッセル感半端ない.思ったよりビールはない.カルボナードは美味しい.
フランスでどうしても行きたかった場所その1.ほぼパリやけど.ロココ様式いいね.貴族趣味の権化って感じで好き.
雨が降りまくってて庭園を見れなかった.しょんぼり.またいつか晴れた日に行きたいなー.
- ランス
パリからかなり近くて行きたかった街.ランス大聖堂を見たかった.シャンパン飲みたかった.
Tattingerのシャンパンカーブがかなり良かった.オススメ.
- エペルネー
モエ・シャンドンとかペリエ・ジュエとかの有名シャンパンカーブが立ち並ぶ街.
曇っててイマイチ絵にならなかったけど,めっっっちゃくちゃよかった.
気候もいいし,適度に静かだし,料理も美味しい.閑静な高級住宅街って感じなんだろうか?
散歩してシャンパンカーブを見学してシャンパンを試飲してフォアグラ食べて…
フランスに行くならぜひ行くべき街.
ちなみに日曜日に行ったから多くのシャンパンカーブは休みだったし,モエシャンドンは改装中だった.天気のいい日にもう一度行きたい.ぐぬぬ.